
こんにちは。香港でフリーランスの通訳をしていますダービー・ピンです。
10月に入り香港も朝晩は大分涼しくなり、香港天文台の週間予報はなんと落ち葉マークが出ていました。昼間はまだ30度を超え半袖でも大丈夫だけど、朝晩はカーディガンを羽織ってます。
さて、2つ前の記事では、香港ジュエリーショーでWeChat Payやアリペイで支払いを希望する中国人のお客さんが年々増えているということを書きました。
それに加え、今日は、メールでのコミュニケーション方法について日本と中国で大きく違うなと感じた点があったので書いてみたいと思います。
日本では顧客とEメールでやりとりするのがまだ一般的です。
しかし実は中国のお客さんは、Eメールアドレスを持っていても、普段あまりチェックしない人が多く、なかなか連絡がとれないことがあります。
私も以前こんな経験をしました。
香港のジュエリーショーで通訳をしていた時、中国人のお客さんから注文が入りその場でデポジットまでいただきました。
しかしいざ商品お渡しの準備ができ、お客さんにEメールで連絡しても、その後なかなか連絡がつかない…という困った状況になったのです。
この時、「あー、WeChaで連絡先を交換しておけば良かった」と後悔しました。
なぜなら、今や中国人のコミュニケーションの主要手段は言わずと知れたWeCahtt(微信・ウィーチャット)だからです。
WeChatは分かりやすく言うと、日本のLINEのようなアプリで、メッセージの交換はもちろん、音声通話もできるし、Facebookのタイムラインのような機能、さらには先日ブログで書いた電子マーネー決済の機能も兼ね備えてます。
日本でほとんどの人がLINEのアカウントを持っているように、中国ではほとんど皆WeChatのアカウントを持っています。
中国人は超効率重視な面もあり、挨拶文などが一切省いてある用件だけの短いメッセージの方が、すぐにチェックするし、返信しやすいのかもしれませんね。
今後香港のジュエリーショー等で、中国人のお客さんを対象にビジネスをお考えなら、WeChatのアプリをスマホにダウンロードしてアカウントを持っておくことを強くおすすめします!
そうすれば、展示会中お客さんとの連絡先交換がスムーズにできるし、展示会が終わってからもアフターフォローがしやすく、例えば次回のジュエリーショーの出店情報やブースの場所なども確実に相手に伝えることができますよ。