
かつて香港で7年以上駐在経験があり、その時香港IDカード(Hong Kong Permanent Identity Card・香港永久性居民身分証)を取得され、今は日本に住んでいらっしゃる方って結構多いのではないかと思います。
その香港IDカードですが、新しいタイプのものに変わることになり、2018年12月から出生年ごとに段階的に交換が始まりました。
例えば、今月3日から7月26日までは1966年と1967年生まれの人が交換する期間です。

2022年までおよそ四年をかけ、800万人近い香港IDカード保持者の交換作業を行っていくため、詳しいスケジュールは段階的に発表されますが、仮スケジュールはこちらの香港政府のホームページに出ています。(私はもう少し先みたいです。 )
交換センターに行く前に、香港政府のこちらのホームページもしくはモバイルアプリから事前にアポをとっていく手順になっているようなのでお忘れなく。 交換手順や交換センターの場所等、詳細は香港政府のホームページに書かれてます。
基本的に指定のスケジュールを守らなければなりませんが、指定の期間に香港にいなくて期間が過ぎてしまった場合でも、香港に戻って30日内に交換手続きを行えば問題ないようです。 (詳細はこちら)
このページによると、交換申込~新IDカード受け取りまで、7営業日(土日祝を除く)かかるようです。IDカード交換のためだけに滞在するにはちょっと長いと感じる方もいるかもしれません。ただ申請はご本人で行わなければなりませんが、受け取りは代理人に頼むこともできます。 「よくある質問」のQ2に詳細や委任状のフォームなどが載っています。
※当方でも新IDカード代理受け取りサービスを承っておりますのでご相談ください。
最後に 余談ですがこの政府のホームページを詳しく見ていくと、歴代香港IDカードのデザインの移り変わりが紹介されていたり、IDカード用の写真をキレイに撮るコツなどが書いてあって興味深いです。「前の夜は十分睡眠をとり休みましょう。」とか。「濃い色で襟のある服を着た方がよい」とか…。

新しい香港IDカードに交換するのはもう少し先ですが今から楽しみです。