
7月17日 火曜日 曇りのち晴れ 27℃-32℃
先週の日曜日、香港で献血をしてきました。
翌日が誕生日だったため、一歳でも若い自分の血液を提供したいと思い、ハイキングの帰りでしたが行ってきました。
香港で献血に行くのは今回で2回目です。この日はハイキング仲間(日本人)二人と一緒に行きました。
香港紅十字會のこちらのホームページによると、香港で献血できる場所はいくつかあります。
今回私たちは、旺角にある献血センター(捐血站)に行きました。
今回の体験を元に、香港での献血の流れをちょっと書いてみたいと思います。
献血の流れ
1、IDカード(身分証明書)を提示
献血は今回で2回目ですが、やはり今回もIDカードの提示を求められました。
2、問診票の記入
続いて問診票の記入です。(英語又は中国語)
献血の為の問診なので、金銭が絡む性行為の経験の有無や、セックスパートナーの病気の有無というような割と突っ込んだ質問も含まれます。
(※ここでのセックスパートナーとは、配偶者や恋人を含め、性的関係にある人を指します。)
今回一緒に行った日本人二人は別にお互い隠すことは何もないため、私が訳しながらみんなで回答し書き込んでいきました(笑)
3、ヘモグロビンの事前検査
問診票記入の後はヘモグロビン値の検査を受けました。
献血可能な数値の範囲は男性13-18、女性11.5-16.5です。
今回私のヘモグロビン値は11.6でギリギリ合格でした。
ちなみに連れの男性一名はここで脱落しました…。
4、インタビュールームへ
ヘモグロビンの検査に合格したら、今度はインタビュールームに入ります。
そこで最初に書き込んだ問診票を見ながら、看護婦さんからの問診があります。
私の場合5月にシェムリアップ(アンコールワットがある所)に行った時のことを色々聞かれました。
例えば、地図を見ながらどの辺に行ったか具体的に聞かれたり「セックスパートナーと一緒に行ったの?」なんていう質問なんかもありました。
特に怪しい場所には行ってないし、怪しい事もしてないので、最後は鉄剤を渡されて、献血ステップに進みました。
ちなみに、この問診段階でもう一人の連れも脱落。理由は1980年以降ヨーロッパでの累計滞在期間が5年を越えていたためです。
5、献血の前に休憩エリアへ
ハイキングの後なので、少し体力に自信がなくて、休憩エリアで無料提供されているココアとビスケットで栄養補充しました。
この休憩エリアではコーヒー・ミロ・ココア・ビスケットなどを無料でいただくことができます。
既に脱落してしまった連れ二人も一緒に食べていました。。
6、いよいよ採血
休憩エリアで栄養補充をし少したったら、番号を呼ばれ献血エリアにいきました。
トイレットペーパーの芯ぐらいの大きさのロールを手の平の中でゴロゴロ回転させること10分、その後350mlの血液をスムーズに採血することができました。
後で知ったのですが、献血用の350mlとは別に、検査用の30mlの採血もありました。
この検査用の血液でB型肝炎、C型肝炎、エイズ、梅毒、HTLVの検査を行うそうです。
もし検査結果に問題がなければ、そのまま何も連絡はありませんが、万が一結果に問題があった場合は、一カ月後ぐらいに永久不適宜捐血通知というお知らせが来るそうです。
7、採血後再び休憩
今回は、一回目の献血との間隔が近かったせいか、もしくは体重もヘモグロビンもギリギリだったせいか、終わったあと結構ふらつきました。
20分ほど休憩をとって、待っていてくれた連れの二人と一緒に客家料理を食べにいきました。
ちなみに、18歳以上の女性の場合、次の献血までは105日以上間隔をおかなければなりません。(男性は75日)
分かりやすいように、次回献血ができる日付を記したカードを渡してくれます。
前回は粗品としてカゴメの野菜ジュースをもらい、今回の献血では葉酸・鉄分・ビタミンB等が含まれている鉄剤をいただきました。
献血は誰かの役に立つだけではなく、無料で血液検査をしてもらえたり、鉄剤がもらえたりと自分にとってのメリットもあるのですね。
香港での献血について更に詳しい情報は香港紅十字會のホームページをご参照下さい。